本草薬膳学院創立10周年記念大会並びに日中薬膳シンポジウム
2012年6月24日(日)
記念大会主催:本草薬膳学院創立10周年記念行事実行委員会
日中薬膳シンポジウム主催:本草薬膳学院・日本国際薬膳師会・中国薬膳研究会・北京中医薬大学・河南中医学院
8名の卒業生がテーマごとに発表しました。
〜鍼灸-国際中医師会〜 渡邉敏宏(わたなべとしひろ) |
(1)お住まいと肩書き |
福島県いわき市 鍼灸師・あ・マ指師・柔道整復師 |
(2)活動をされるようになった動機は? |
20年ほど前にある中医師と出会い中医学を基礎から学び、論理性や再現性、有効性などを実感し臨床に応用しつつ、現在にいたる。 |
(3)最も大変だったことは? |
鍼灸治療と食の指導を合せて行い、養生の重要性を伝えているが、聞きなれない中医学用語は西洋医学一辺倒の人には理解しがたい部分があるので説明に時間がとられる。 |
(4)今の活動で大切にされていることは? |
中医学治療は西洋医学では治療法がない症例や難病など、治療が難しいとされるものに対してもアプローチできる利点があり、今後も臨床を重ねて研鑽してゆきたい。 |
(5)今後の展望について |
医食同源という言葉は誰でも使うが中味を知らない場合が多い。中薬と食材とツボは非常に類似した効能を持つため今後も有効性を確かめながら広めてゆきたい。 |
〜食医をめざす-国際中医師会〜 石田真(いしだまこと) |
(1)お住まいと肩書き |
埼玉県三郷市 調理師 和食店勤務。要望に応じ、料理教室、出張料理。 |
(2)活動をされるようになった動機は? |
同期の国際中医師有職者が集って、中医学の研鑽とともにこれら知識を社会に貢献するために立ち上げました。 |
(3)最も大変だったことは? |
現状、年1回の勉強会、ないし報告会を行っておりますが、会場探しに奔走しておりました。 料理教室では、テキスト作りに多くの時間を割きます。両方に言えることですが、時間の工面です。会社業務にほとんどの時間を割いておりますので、他の活動時間がどうしてもタイトになってしまいます・・・。 |
(4)今の活動で大切にされていることは? |
『喜びに貢献する』に尽きると思います。 |
(5)今後の展望について |
まずは自分の店舗開業、そして定期的な料理教室。料理本の出版。書き示すだけなら・・・。 |
渡邉敏宏さんの発表 | 石田真さんの発表 |