本草薬膳学院創立10周年記念大会並びに日中薬膳シンポジウム
2012年6月24日(日)
記念大会主催:本草薬膳学院創立10周年記念行事実行委員会
日中薬膳シンポジウム主催:本草薬膳学院・日本国際薬膳師会・中国薬膳研究会・北京中医薬大学・河南中医学院
本草薬膳学院学院長 辰巳洋先生が開会の挨拶を行いました。
尊敬する中国のご来賓、日本のご来賓、ご参加の皆様
本日、本草薬膳学院創立10年記念行事へご多忙のところ、多くの皆様にご出席賜(たまわ)りまして誠に御礼申し上げます。
いつも最後に言うことですが、今日は先にいわせていただきます。今日の盛大な記念行事が開催できるのも、10周年実行委員会の皆様の2年前からの準備があり、心から感謝し、お礼を申し上げます。ありがとうございました。お疲れ様です。後、もう少しの頑張ってくださいますようお願いします。
それに、学生が入学しないと学校は成り立たちませんので、本草薬膳学院の在学生・卒業生・聴講生など関係の皆様、本校を選んで学んでいただいたことを心から感謝いたします。
思い返せば、10年前の2002年に2人の学生からスタートして、昨年12月までには学生数が842名になりまして、延べ人数は1500人以上に達しました。学校10年間の発展について「記念誌」に記録しておりますから、読んでいただければ幸いと思います。
この場で、10年間の長い間に見守ってくださった多くの先生方に感謝いたします。この未熟な私と、新しい芽が出たばかりの学校を日ごろよりご指導、ご教育をくださり、10周年を迎えることができました。また、ずっと応援、ご愛顧してくださいました大学・専門学校・出版社・株式会社・学会の皆様に感謝いたします。日本だけではなく、中国からの温かい声援も頂きました。中国薬膳研究会・北京中医薬大学・河南中医学院・世界中医薬学会連合会などのご協力とご支援を感謝いたします。これからもご支援ご指導をお願い申し上げます。
今日、去る10年の終わりで、新しい10年のスタートになります。去る10年に本草薬膳学院は中医薬膳学の種を撒きました。これからの10年はその種の芽が出て、身長が伸びていく10年だと思います。学校として今までのように高レベル教育を追求し、より深く中医学・薬膳学の真髄を究(きわ)め、より弁証論治・弁証施膳の応用を求め、日本一の薬膳教育の学校を目指します。また、各地にいらっしゃる卒業生と関係者の皆様との交流・連結を強固にし、日本での薬膳の普及に力を注ぎます。今日の第3部の交流会はその目的を図っております。それから、中国・日本の学者・有志者の皆様との交流を深め、中医学・食物学・栄養学・調理学など含む新しい薬膳学を築き上げたいと考えています。
健康志向が高まる今の時代、私たちはこれから同じ中医学の道・中医薬膳学の道を共に歩んで行く仲間になりますよう、一緒に頑張りましょう。
簡単ですが、ご挨拶とさせていただきます。本日は誠にありがとうございました。