第一部 創立10周年記念大会(9:30〜10:50)

本草薬膳学院創立10周年記念大会並びに日中薬膳シンポジウム

2012年6月24日(日)

記念大会主催:本草薬膳学院創立10周年記念行事実行委員会

日中薬膳シンポジウム主催:本草薬膳学院・日本国際薬膳師会・中国薬膳研究会・北京中医薬大学・河南中医学院


本草薬膳学院 教務主任 平尾安基子先生が2012年度「国際薬膳師(士)」「国際薬膳調理師」合格者の中から、本草薬膳学院創立10周年記念行事に出席した37名の氏名を読み上げました。

中国薬膳研究会常務理事・本草薬膳学院顧問 鷲見美智子先生が合格者の代表4名に合格証書を授与しました。

合格者を代表して、名取陽子氏が感謝の言葉を述べました。

国際薬膳師証書の授与をありがとうございました。
まずは、これまでお世話になった劉先生をはじめ、平尾先生、飯田先生に大きな感謝を申し上げたいと思います。ありがとうございました。
そして、一緒に励ましあいながら勉強を共にしてきたクラスメイトの皆さん、また家での勉強を見守ってくれた家族にも感謝したいと思います。
入学前の私にとって中医薬膳学は、ほとんど未知の世界で、どんな授業なのだろう、そして薬膳料理実習も楽しみの一つで、期待感高まるワクワクしながらの授業スタートでした。
ところが、先生が当然のようにおっしゃる事がほとんど理解できず、取りあえずカタカナでノートに書き取り、後でクラスメイトにこれはどんな漢字かしら? と確認するような事態に呆然です。先生方は優しく、だんだんと分かってくるからと励ましてくれましたが、本当に理解できるようになるのだろうかと不安な気持ちでした。
宿題も、授業前のお知らせで「早めに提出してくださいね」と言われるたびに、早くしなければとあせる日々・・・。
そんなふうに半ば追い立てられるような感じでしたが、クラスメイトと励ましあいながら、なんとか勉強を続けているうちに、あっという間にテストという現実がせまってきて、勉強にも熱が入ってきました。
中医薬膳学を学び始めてから、自分や家族の身体を注意深く観察するようになって、理論を実践することによって具体性が確認できた喜びもありました。
そうすると、それまで抽象的で分かったような分からかったような事が、なんとなくパズルのピースが所定の位置にうまっていくような感じになってきました。
しかし、そうなってくるとまた新しく次々と疑問も出てきて、未だにパズルは完成してないのですが・・・。
卒業式で、劉先生が「皆さん、これからが勉強のスタートですよ。私も今も勉強中ですから。」とおっしゃった一言が心に残っています。
国際薬膳師という資格を得て、これが自己満足の形だけのものにならないよう、これからも勉強です。
先生方、そしてクラスメイトの皆さん、どうぞ、これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。

15期中医薬膳師コースの代表者へ証書授与 東京栄養士薬膳研究会の代表者へ証書授与
15期中医薬膳師コースの代表者へ証書授与 東京栄養士薬膳研究会の代表者へ証書授与

<< 前のページに戻る        次のページへ進む >>

10111213141516171819202122232425

目次で探す