第一部 創立10周年記念大会(9:30〜10:50)

本草薬膳学院創立10周年記念大会並びに日中薬膳シンポジウム

2012年6月24日(日)

記念大会主催:本草薬膳学院創立10周年記念行事実行委員会

日中薬膳シンポジウム主催:本草薬膳学院・日本国際薬膳師会・中国薬膳研究会・北京中医薬大学・河南中医学院


本草薬膳学院 学院長 辰巳洋先生が学校の発展に貢献した7名(欠席2名)の先生方に感謝状贈呈します。

感謝状贈呈:
鷲見 美智子様、 海老原 英子様、 堀 実佐子様、 弥永 珪子様、 永田 楓美子様、
上野 多恵子様(欠席)、 田原 静穂様(欠席)

功労者代表 本草薬膳学院顧問 鷲見美智子先生のお祝いとお礼の言葉

本日は本草薬膳学院創立10周年心からお祝い申し上げます。
また、劉先生に少しでもお力になりたいと思いながらも大した事もできないでおりました私どもに、過分に感謝の意を表して頂き心からお礼を申し上げます。
本日のお喜びの日をお迎えになるまでには、劉先生はじめスタッフの方々並びに多くの先生方のご努力やご苦労がおありになったこととご推察申し上げます。

唐の大詩人李白の幼少の頃の逸話からできたという故事成語の「鉄杵成針」ということばがあります。
ある日川辺を李白が通りかかった時石の上で鉄の棒をといでいる老婆をみかけ、“おばあさん、どうしてその鉄の棒をといでいるの?”と尋ねたらおばあさんは“娘に刺繍針を作っている”とのことでした。李白はまた聞きました“そんなに太い棒をといで刺繍針になるのですか?おばあさんは笑い、仕事の手を止めると、真剣に李白に言いました。”坊や、やめることなく研げば、この鉄の棒は1日1日と細くなりいつかは刺繍針になるのだよ“
李白は困難に出会った時は、おばあさんの話を思い出しました。彼は毎日努力して勉強を続けて、とうとう唐代の大詩人になったということです。日本では「鉄杵(てっしょ)を磨く」という諺です。
鉄の杵を針に磨きへらす。即ち、根気よく一つの仕事に励むことのたとえです。「継続は力なり」という言葉もあります。
本来、教育は成果が出るまでに時間がかかり根気のいるものです。本草薬膳学院もこれからいろいろな困難に遭遇することもあると思いますが、末長く続けられ日本の大地に深くしっかりと根をはった大樹になられますことを心から願って、お祝いとお礼の言葉とさせて頂きます。

鷲見美智子先生へ感謝状の授与 海老原英子先生へ感謝状の授与
鷲見美智子先生へ感謝状の授与 海老原英子先生へ感謝状の授与

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