第三部 交流会(14:40〜16:30)

本草薬膳学院創立10周年記念大会並びに日中薬膳シンポジウム

2012年6月24日(日)

記念大会主催:本草薬膳学院創立10周年記念行事実行委員会

日中薬膳シンポジウム主催:本草薬膳学院・日本国際薬膳師会・中国薬膳研究会・北京中医薬大学・河南中医学院


8名の卒業生がテーマごとに発表しました。

〜薬剤師-薬膳を仕事に生かす〜    高田理恵(たかだりえ)
(1)お住まいと肩書き
岐阜県大垣市
中医漢方専門薬局経営薬剤師 岐阜中医薬膳食養生研究会会長
(2)活動をされるようになった動機は?
漢方相談を行う中で、各々の体の状態に適した食材やメニューをアドバイスできるのが理想と考えていました。本草で学んだ内容はそれを実現できるもので、病気で悩んでいる多くの方にお伝えしたいと思いました。
(3)最も大変だったことは?
好きな仕事なので大変とは思いませんが、臨床では教科書通りの患者さんはいませんので、その都度勉強を積み重ねる努力が大切です。
(4)今の活動で大切にされていることは?
養生をアドバイスするには、弁証論治が要ですので、患者さんから正確に情報を読み取ること、そして謙虚な気持ちを忘れないことを心がけています。
(5)今後の展望について
各々に対応したきめ細かなアドバイスと、相談員の養成、養生教室継続に注力します。
〜国際茶藝会-薬膳茶・中国茶の普及〜    木下葉子(きのしたようこ)
(1)お住まい
東京都中野区
(2)活動をされるようになった動機は?
2004年8月、上海で、本会の母体である『国際茶業科学文化研究会』の北京事務局長である徐震春氏が、日本における正しい中国茶の普及を目指したいというご意向を示され、その為の日本の支部を作ることで、本学院長である劉先生と私と三人の間で合意、調印を致しました。
その後、劉先生の本業である薬膳の中で、茶の領域の普及ということも提案されました。
中国では、「茶」という認識では、日本で言う飲み物、ジュース、汁物も含まれます。つまり、六大中国茶である緑、白、青、赤、黄、黒茶とは、別物ではありますが、身体には良いものなのです。
薬膳と中国茶は、同じルーツでもあり、両者を共に学ぶ国際茶藝会が誕生したのです。
高田理恵さんの発表 木下葉子さんの発表
高田理恵さんの発表 木下葉子さんの発表

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