本草薬膳学院

【公開講座】2022年「イタリア薬膳料理講座(第1回)」が行われました!

2022.07.01公開講座

 6月27日、2022年公開講座『新田先生のイタリア薬膳料理講座』の第1回目が行われました!

今回のテーマは不眠対するイタリア薬膳」。
こちらの講座は調理実習前にその日のテーマに関する中医学理論の講義があります。

新田先生からは臓腑と不眠の関係について、中医学や薬膳初心者の方でも理解できるよう
わかりやすい五行相関図を利用して丁寧にご説明いただきました。

また、陰陽太極図を用い、安眠には一日の陰陽に合わせて生活することが大切であること、
不眠によく用いる食材や中薬を具体的にご教示くださり、即、活用出来る知識が盛沢山でした。

今回の調理実習は目的別に選択された食材・中薬を使用した下記メニューとなっています。

☆かにのロールサンド

肝にこもっている熱を取り除いてくれる蟹(缶詰)、トマト、セロリを使った
簡単に出来るかわいいロールサンドです。ストレスや怒りで肝気がふさがり、
滞って火に変化し、乱れてしまった心神を落ち着かせ、精神を安定させます。

まずはセロリの茎と葉の部分をそれぞれそぎ切り、千切りにし、軽く塩を振り、
その後、水っぽくならないようしっかりと水気を絞ります。

下ごしらえしたセロリとかにの身、オリーブオイル、ライム絞り汁、塩を加え和えます。

竹串にオリーブとミニトマトを刺し、オリーブオイルを塗ったパンに具材をのせて巻きます。

竹串の一番上に巻いたパンを刺したら完成!
イライラやストレスがたまりがちな時は簡単に作れるメニューがいいですね☆彡

 

☆ポークラグーのリガトーニ

リガトーニとはショートパスタの一種で、直径8~15mmとマカロニよりも太い筒状の形と、
表面に入った波状の筋が大きな特徴でソースがよくからみます。

太めでもっちりとした歯ごたえのある食感が特徴でリガトーニの食感に負けないラグーやカルボナーラなどの味の濃いしっかりしたソースと相性がよいそうです。

こちらのメニューは陰液(精・血・津液)を滋養し、血を養い、精神を安定させることを
目的としています。

最大のポイントは体に潤いや気を与える働きがある豚肉に豚ハツプラスされていること。

同物同治(体の中の不調な部分を治すのには調子の悪い場所と同じものを食べるのがよいという考え)
の考え方から、”神志を司る心を養うために、ポークラグーに豚のハツを入れました。”と新田先生。

豚ハツは血を養い、心を補い、精神・情緒を安定させる働きがあると言われているので
不眠や精神不安がある時に取り入れると良いでしょう。

にんじんは血を補い、肝の働きを高めてくれますのでたっぷり使います。
豚ハツは下処理し、にんじん、セロリ、玉葱等をみじん切りにします。

みじん切りにした野菜に豚ひき肉と豚ハツを加え炒めたものにトマトピューレと
ローリエを加え、アクをとりながら弱火で50分煮て塩で味を整えます。

(イタリア料理では肉を煮込んで作るソースをラグーと呼ぶそうです。ラグーはもともとミートソースのことで、そこから今では魚介類で作る物もラグーと呼ぶようになりました。またかたまり肉を煮込むラグーもあります。)

アルデンテにゆで上げたリガトーニをソースに入れて和えます。

この日は満席!ということで20人分以上を調理。ソース作りや茹で上がったリガトーニを混ぜたり、
パルミジャーノを削る作業も量が多く、力仕事となりました。

☆たらのイストリア風

気と血を補ってくれるたらに胃腸を丈夫にしてくれるじゃがいもを使ったソースをかけます。

飲食不摂生・過労・虚弱体質・老化などで脾の働きが虚弱となり、気血の源が不足し、
心神を養えなくなってしまった方にお勧めのメニューです。

たらは皮をとり、軽く塩を振り、玉葱とにんじん、ケッパーはみじん切りにします。

すりおろしたじゃがいもを入れることで濃厚な味わいに♪ みじん切りにした野菜に
イタリアンパセリを加え、たらをのせ、蒸し煮をしたら、一旦たらを取り出します。

フライパンに残った具材にじゃがいもとアンチョビを加えて10分煮てソースを作ります。
たらを戻して3分煮たら、皿に盛り、レモン汁をかけて出来上がり。

たらの淡白な味ににんじんや玉葱の旨味、ケッパーやアンチョビの独特の塩気、
イタリアンパセリやレモンのさわやかな香りが相まって食欲をそそります♪

☆竜眼肉・酸棗仁と蓮子入りぶどうゼリー

デザートは、養血の葡萄ジュースに、血を養い、精神を安定させてくれる竜眼肉と酸棗仁を
煎じたものを混ぜて、蓮子を加えたゼリーです。

最初に酸棗仁を細かく砕きます。砕くことでより成分が出やすくなり効果が高まります。

ティーバックに酸棗仁を入れて煎じたのち、竜眼肉を加えて更に煎じます。

蓮子を柔らかくなるまで茹で、鍋に葡萄果汁、煎じ薬、蓮子、はちみつを加えて温め、
アガーを少しずつ加え溶かします。

器に蓮子を入れ、煎じた汁を等分に注ぎ固めて、ミントを飾ります。

酸棗仁はほとんど味がなく、竜眼肉は甘みがありますので煎じ薬がぶどう味を邪魔することもありません。
ぶどうの甘酸っぱさと、ぷるるんとした食感が絶品の葡萄ゼリーが出来上がりました☆彡

不眠症の方に限らず、貧血気味の方、心が揺らぎやすい方にもおすすめです♪

☆ハーブティー

・ジャーマンカモミール
・リンデン
・レモンバーベナ

リンデンは心を落ち着かせる効果が高いので、就寝時などに利用するのにおすすめのハーブです。
仕事や勉強で忙しい時こそ、しっかりと眠ることは大事です。そんな時にリンデンの匂いを嗅げば、
ストレスから解放され、心地よい眠りにつくことができることでしょう。

さて、今回からはスタートした2022年新田先生のイタリア薬膳料理講座ですが、今回は多数の方に
お申込みをいただき、残念ながらキャンセル待ちとなってしまった方もいらっしゃいました。

大変人気な講座ですので、ご参加ご希望の方はお早めにお申込みください\(^o^)/

次回の講座は下記の通りとなります。

日時:2022年8月22日(月)10:00~13:00
場所:本草薬膳学院 教室
テーマ:頭痛に対するイタリア薬膳
受講料:6,000円

お申込み方法:下リンク先よりお申し込み書をダウンロードの上、必要事項をご記入いただき期日までに

FAX、郵送、メールにて学院までお送りください。

イタリア薬膳料理講座申込書

または、公開・特別講座申込フォームからのお申込みも可能です。

講座内容:

(2022年3月現在)

日付 申込み締切日 講座内容
1 2022年6月27日 6月20日 不眠に対するイタリア薬膳
2 8月22日 8月15日 頭痛に対するイタリア薬膳
3 10月24日 10月17日 めまいに対するイタリア薬膳
4 12月26日 12月19日 疲れに対するイタリア薬膳
5 2023年2月27日 2月20日 冷え性に対するイタリア料理
6 4月 24日 4月17日 うつに対するイタリア薬膳

お申込みをいただいた方には開講が決定次第、改めましてメールにてご連絡を差し上げます。

開講決定後にお振込みいただいた受講料は返金出来ません。食材準備の関係上、キャンセルは3日前までにお願いしております。3日前以後のキャンセルは後日レジュメ渡しとなります。予め、ご了承ください。


講師:新田 玲子

@reiko_nitta

イタリア料理家、国際薬膳師・国際薬膳調理師、イタリア語講師。通算8年イタリアで暮らし、滞伊中、イタリア家庭料理研究家、野尻奈津子氏より料理を学ぶ。帰国後2005年よりイタリア料理の会「TIRAMI SU’(ティラミス)」を主宰。2010年より本草薬膳学院にて公開講座として薬膳イタリア料理講座を年6回受け持ち、薬膳イタリア料理レシピは200以上にのぼる。

2020年『イタリア薬膳ごはん 体の不調とおさらばできる』講談社 イタリア食文化文筆・翻訳家 中村浩子共著出版。好評発売中!

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