【公開講座】『イタリア料理』講座(第3回目)が開催されました
8月24日(月)、公開講座「新田先生のイタリア料理講座」の第3回目が行われました。
本学院卒業生にして国際薬膳師資格もお持ちの新田先生は、イタリアに8年暮らし、料理を学び、帰国後イタリア料理の会「TIRAMI SU’」を主宰されています。
イタリア料理と薬膳の共通点を探りながら、簡単に出来る美味しいレシピをご紹介しています。
今回のテーマは、夏のイタリア薬膳。メニューはこちらの4品です。
★苦瓜とマンゴーと帆立のサラダ
★ズッキーニとトマトペーストのスパゲッティ
★ナスロール
★パンツァネッラ ドルチェ
8月下旬、異常に長かった梅雨の明けを迎えました。
連日の暑さで身体の元気が失われている方、また、感染予防のためのマスクで熱中症を患う方も少なくありません。
そんな時こそ、しっかりと食事を取って、体を労り、暑さを乗り越えたいですね!
「夏は、苦みのある食材で熱の邪気を取ることを中心に考えます。
また、汗で失われる体の水分を補う食材としても、だらだらと流れる汗を押さえる働きのある、酸味の食材がお薦めです。」と解説される新田先生。
見た目も華やかなお料理の数々に、心まで元気になれるメニューです(*^-^*)
苦瓜は熱を取り、渇きを止め、解毒の働きのある、言わば夏の代表食材。
イタリアにはない食材ながら、先生のアイディアで素敵な一品になりました。
潤いを補うホタテ、レモン汁と皮のすりおろしで酸味も加わり、清熱・滋陰・収斂を期待できるサラダです。
スパゲッティの具材のズッキーニとトマトは、熱を取り除き、水分を補います。
また、少量のにんにくとバジルが味にアクセントを付けながら、冷しすぎも抑えてくれます。
とろけたチーズが絶品のナスロール。ナスは胃腸の調子を整えたい時に摂りたい食材です。
パンツァネッラをドルチェバージョンに仕立てたデザートは、食欲がない時のきの朝食にもオススメだそう!(^^)!
スイカ、キーウィ、バナナ、オレンジ…カラフルな食材のおかげで、朝から爽やかに活動できそうですね♪
今回は、初参加の受講生様を含む5名の方にご参加いただき、アットホームな雰囲気での講義となりました。
次回開催は10月26日(月)「秋のイタリア薬膳」、お申込は8月17日(月)までとなっております。
お申込みはこちらから。
たいへん人気の講座で、お席に限りがありますので、どうぞお早めにお申し込みくださいませ!
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