【公開講座】『2021イタリア薬膳料理講座』(第1回目)が開催されました
6月28日(月)、公開講座「新田先生のイタリア薬膳料理講座」の第1回目が行われました!
緊急事態宣言の影響により数か月ぶりの開催となった本講座、顔なじみの受講生様に初参加6名の受講生様をお迎えして第一回目がスタートしました。
今年度より季節の養生からお悩み症状別へとテーマをバージョンアップ⇧
今月のテーマは「むくみに対するイタリア薬膳」でした。
開催日当日は梅雨の晴れ間、気温が上昇し湿度が高く、蒸し暑い日でした。
座学ではむくみが起こる原因やその対処法、おすすめ食材、イタリア料理の特徴や魅力を薬膳的視点から解説していただきました。
実習メニューは
発散が期待できるハーブ類やむくみに関係のある臓腑の働きを高める食材を使用したこちら4品。
*そら豆とじゃがいものスフォルマート
*はと麦と小豆入りライスサラダ
*鶏肉といんげんの煮込み
*豆乳パンナコッタ
☆そら豆とじゃがいものスフォルマート
皆様、苦戦しながらも新田先生からセルクルの使い方のコツを教わりながら、きれいに仕上げることが出来ました。
☆はと麦と小豆入りライスサラダ
ハト麦・小豆の煮だし汁も無駄なくいただき、むくみの解消を促します。
新田先生がそれぞれ下ごしらえした彩り鮮やかな食材をバットに移し、混ぜる所作の美しさに学生さんたちは手を止め、注目!
☆鶏肉といんげんの煮込み
こちらの写真はまだ煮込み途中ですが、ローズマリーと玉ねぎ、にんにくの香りが教室中に広まりました。
☆とうもろこし入り豆乳パンナコッタ
あっという間に出来上がっており、作業中の写真が撮れませんでした(汗)がミネラル豊富なてんさい糖とむくみ解消に働きかける食材を使ったおなかにやさしいデザートです。
メニューにはないむくみに効果的な珍しいハーブティもご紹介していただき、これはイタリア薬膳ならでは!と学生様も興味深々なご様子でした。
*スイートクローバー
*ダンディライオンリーフ
*ネトル
イタリア料理は和食のように全てのメニューが一気にテーブルに揃うことはなく、原則として一皿ずつ提供されることがほとんどであり、新田先生はご家庭でもそのようにされていらっしゃるという徹底ぶり。
そんなイタリアの食文化のお話を知ることが出来るのもこの講座の魅力の一つです。
①Antipasto 前菜
そら豆とじゃがいものスフォルマート
②Primo piatto 第一の皿
はと麦と小豆入りライスサラダ
③Secondo piatto 第二の皿
鶏肉といんげんの煮込み
④Dolce デザート
とうもろこし入り豆乳パンナコッタ
次回開催は7月26日(月)「夏のイタリア薬膳」(2020年6回目の振替日)、お申込は7月19日(月)までとなっております。お申込みはこちらから。
たいへん人気の講座で、お席に限りがありますので、どうぞお早めにお申し込みくださいませ!
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講師紹介:新田 玲子
イタリア料理家、国際薬膳師・国際薬膳調理師、イタリア語講師。通算8年イタリアで暮らし、滞伊中、イタリア家庭料理研究家、野尻奈津子氏より料理を学ぶ。帰国後2005年よりイタリア料理の会「TIRAMI SU’(ティラミス)」を主宰。2010年より本草薬膳学院にて公開講座として薬膳イタリア料理講座を年6回受け持ち、薬膳イタリア料理レシピは200以上にのぼる。
2020年『イタリア薬膳ごはん 体の不調とおさらばできる』講談社
イタリア食文化文筆・翻訳家 中村浩子共著出版。
長寿国イタリアの家庭料理+薬膳食材の効能で、おいしく食べて健康に体を整えるレシピ読本
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