辰巳洋先生から 在校生、新入生、卒業生の皆さんへ

2020.05.01

みんなご無事ですか?お元気ですか?

 

2月からコロナウィルスが日本にも侵入し、拡大してきました。

 

2003年のSARSの経験があったので、学生に“この感染症はいつ終わりですか”と聞かれた時に“立夏までに終わりでしょう”と答えました。今の状況から見ると結構楽観的な考えでした。

 

政府からの「緊急事態宣言」によって、外出自粛中で、今までのない自宅にいる時間が多くなりました。陰陽の二重性から見るとコロナウィルス感染症が悪い事ですが、家にいる自分の時間が多くなりますのでいい面も出ています。滅多にないこの機会で学習しましょう。

 

卒業生の皆さん、たくさん勉強した知識を多少忘れた所があると思いますが、記憶を思い出してください。在校生の皆さん、教科書を広げて復習をしましょう。新入生の皆さん、教科書が手元に届いていると思います。まず学習内容を予習しましょう。集中して勉強する事は心身共に静かになり、精神が安定になります。コロナウィルス感染による不安、緊張を忘れ、こころが豊かになります。

 

コロナウィルス感染を予防する一番重要な事は免疫力を高めます。四君子湯を真似して料理を作りましょう。

 

四君子湯の成分は人参9g、白朮9g、茯苓9g、炙甘草6gです。私達は米、鶏肉、牛肉、南瓜、山芋、じゃが芋、キャベツ、インゲン豆、ブロッコリー、カリフラワー、椎茸、栗、とうもろこし、冬瓜、玉葱、生姜、葱、茗荷、鰻、太刀魚、イワシ、タラ、スズキ、カツオなどの食材でいろいろな免疫力を高める薬膳料理を作れます。教科書を広げてよく勉強して実践をしましょう。

 

今こそ薬膳の出番ですよ。ここで四君子湯を真似して薬膳の組み合わせを話しましょう。

 

名称君薬臣薬佐薬使薬
四君子湯人参9g白朮9g茯苓9g炙甘草6g
鶏肉の粥鶏肉南瓜とうもろこしなつめ
牛肉じゃが芋の煮物牛肉じゃが芋インゲン豆玉葱
イワシソテーブロッコリー添えイワシブロッコリー大豆茗荷

 

組み合わせを立ててから、料理方法について、皆さんが上手ですのでお任せしましょう。コロナウィルスはしつこい邪気ですので、私たちは薬膳で免疫力を高めて邪気を抵抗して、自分自身、家族、友たちの健康を守りましょう。

 

コロナウィルス感染症を収束してから、皆さんの元気な姿を見られることを楽しみにしています。一緒にコロナウィルスと付き合いながら戦い、頑張りましょう。

 

2020年5月1日

本草薬膳学院

学院長 辰巳 洋