南雲 明美様 卒業式答辞
2017年3月20日(月・祝)に東京校で行われた春の卒業式において、25期中医薬膳師平日コース・南雲明美様より頂いた答辞が素晴らしい内容でしたので、掲載させていただきました。南雲様ありがとうございます。
答辞
桜の蕾もふくらみ始めた春のよき日、私たち本草薬膳学院25期生のためにこのような晴れやかな卒業式を挙行して下さり心より感謝いたします。
振り返れば去年の今ごろ、ある人は自分の体調をよくしたく、ある人は家族の健康のためにと、またある人は薬膳学と漢方・中医学の関係を学びたく、希望と不安の中、当学院の入学を決めました。
重い教科書を携え、読めない漢字、理解しにくい中医学の考え方に戸惑いながら、歴史を紐解くように学びました。難しさの中にも面白さを感じると同時に薬膳の奥深さを知る日々でした。脱線授業の楽しかった事、何といってもうれしい食事タイム、特にすっぽん料理は初めての経験で鮮明に記憶に残るでしょう。
そして最後の卒業試験。グループごとで問題に取り組み、弁証立法からレシピを決め、食材中薬選びをし、何度も試作しては仲間とメール交換をして試験に臨みました。一緒に学ぶ仲間の絆の素晴らしさを感じたのもこの時でした。
いつの時代も健康が一番。多くの人が健康で元気でいたい、健康寿命を延ばしたいと思っているでしょう。このような時だからこそ今後益々薬膳の必要性が認められていくはずです。そして今ある薬膳学に西洋医学薬学、世界の食薬を考慮に入れ進化した薬膳が求められて行くと思います。
薬膳に一歩を踏み出した私たちですが、当学院で学んだ事を基礎にさらなる勉学を怠らず、少しでも社会に役に立てることを目標にしていきたいと思います。
最後になりましたが、温かくご指導くださいました先生方、事務の方に心より感謝申し上げますとともに、今後ともご指導くださいますようお願いいたします。
そして本草薬膳学院の益々のご発展を願い、答辞とさせていただきます。
2017年3月20日
本草薬膳学院25期中医薬膳師平日コース
南雲 明美
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