日本国際薬膳師会 設立記念特別講演会のお知らせ【11月23日(木・祝)】
- 東京
毎年、11月23日(木・祝)に行われている日本国際薬膳師会の特別講演会のご案内をさせていただきます。
今回は、設立20周年を記念して、例年よりも大きな会場で行われます。。
どなたでも参加できますのでお誘いあわせの上奮ってお申し込みください。
漢方薬の薬理作用に造詣の深い東京理科大学 薬学部教授 礒濱先生を講師にお招きし、科学的視点から考える漢方薬の作用についてお話を伺います。
中医学を学び深めている会員の皆様や、漢方薬に関心ある》方々のお役に立てていただけるものと思います。皆様のご参加をお待ちしております。
【詳 細】
タイトル: 「科学の目で見る漢方薬の作用~利水作用を中心に~」
日 時:2023年11月23日(木・祝) 14:00~16:00 《開場:13:30》
会 場:アルカディア市ヶ谷私学会館 6階 霧島
〒102-0073 東京都千代田区九段北4丁目2-25
参加費 :2,000円
参加方法:①会場参加 定員120名(先着順)
②録画配信 (視聴期間2週間)
お申込み:お申込みはこちら
※申込締切日が11月17日(金)まで延長となりました。
お問い合わせ先:日本国際薬膳師会 事業部(お問い合わせフォーム)
【講座内容】
漢方薬は永い歴史の中で、先人達の知恵を集約した優れた医薬品であり、現代医療の中でも医師と患者の双方にとって有益なものとして利用されています。しかし、漢方薬をさらに有効かつ安全に利用するためには、その作用の科学的な裏付けが不可欠です。
複数の生薬の混合物である漢方薬は、一つの方剤に複数の作用があることは珍しくありません。
しかも、調べてみると実に合理的な作用が組み合わされていることが多くなってます。例えば、インフルエンザの治療に用いられる麻黄湯は、ウイルスの感染の経路を多段階で抑制する。また、西洋薬が未だ利用していない標的分子に作用するものもあります。また、浮腫の治療に用いられる五苓散はアクアポリンと呼ばれる水チャネルに作用することがわかってきた。
本講演では、我々のこれまでの成績の一端を紹介し、漢方薬の作用の特徴について理解して頂きたいです。
【講 師】
礒濱洋一郎 先生
東京理科大学薬学部(応用薬理学研究室)教授
薬学博士
研究職歴 1988年3月 熊本大学薬学部 卒業
2001年4月 熊本大学薬学部 助教授
2004年4月 熊本大学大学院医学薬学研究部 助教授
2013年4月 東京理科大学薬学部 応用薬理学研究室 教授
現在に至る
学会活動 和漢医学学会 理事長
日本東洋医学会 代議員
日本薬理学会 代議員、JPS advisory board 他
研究課題 漢方薬の薬理作用に関する分子薬理学的研究
アクアポリン水チャネルの新機能に関する研究
気道粘液の産生を抑制する新規去痰薬の創製に関する研究
その他 [NHK総合]特集 東洋医学ホントのちから 出演
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