2022年秋期スクーリングを開催いたしました
- 東京
本草薬膳学院では、通信教育コース・オンライン(eラーニング)コースの受講生を対象としたスクーリングを年3回(夏・秋・冬期)開催しています。
受講は卒業条件の一つですが、講師から直接講義を受けられ、直に質問ができ、実際に食薬を使用する調理実習で実践力を養うための重要な機会でもあります。
また、普段一人で勉強している受講生にとっては、目標を共にする仲間作りの場ともなり、学習意欲を再熱させる方も多くいらっしゃいます。
10月21日~23日、2022年秋期スクーリングを開催いたしました。
日ごと秋の深まりを感じる中、関東、関西、東北から沖縄まで、また海外からの参加者2名も含めた計30名の受講生が集まりました。
コロナ禍以降、海外にお住まいの方はスクーリングの参加機会を作れずにいましたが、念願叶ってのご参加となります。
学院としても久しぶりに迎えた海外受講生の参加に心が明るくなりました♪
スクーリングは通信教育コース生・オンライン(eラーニング)コース生のための特別講座となっており、通学コースで実施している講義内容とは異なります。
午前中の中医学理論講義では、1日目に辰巳学院長、2日目に猪俣稔成先生、3日目は平尾安基子先生が順番に教壇に立ち、本草薬膳学院を代表する講師3名の講義を受けることができるので、一年間、午前・午後一人ずつの講師が講義を行う通学コースの学生には経験できない講義形式です。
講師たちにとっても、普段メールや添削での関わり方しか持てない受講生たちと直接対面できるスクーリングは待ち遠しく感じている行事の一つです。
また普段手にして目にすることができない珍しい中薬や中薬に加工される前の植物に触れることができるのもスクーリングならではの醍醐味です。
3日間、午後の薬膳講義・調理実習を担当するのは西山睦美先生。
食薬に関する知識や薬膳の概念に基づいたレシピの作成方法の講義の後は、いよいよ調理実習です。班を3つに分け、各日、薬膳料理3品・薬膳茶1種を分担して調理します。
料理に不慣れな受講生もいたようですが、仕事として調理に慣れている受講生も多く、互いにフォローしあいながら取り組んでいました。
協力して作業する中で仲間との絆が深まっていくのも感じられました!(^^)!
初日メニューは「秋の薬膳」がテーマ。梨や豚肉を使い、潤いを補う食材を中心に使いました。
調理実習では教科書を読むだけでは得られない知識を体感して吸収できる機会となります。
実践こそ深く理解することにつながりますので、この日に購入された食薬や教材を使って、ぜひご自宅でも取り組んでいただきたいと思います。
このスクーリングをもって全課程を修了し卒業を迎えた方もいらっしゃり、卒業まであと一歩の方も多く参加されていたので受講生皆様の励みになったことでしょう。
最終日には講師4名から励ましの言葉が送られました。
これからも仲間とともに薬膳の専門家を目指し、普及の担い手となっていけますよう、今後のご活躍に期待しております。
3日間のご受講、お疲れ様でした。
本草薬膳学院
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