本草薬膳学院

卒業後もさらに薬膳・中医学を学べる環境があることが学院ならではの魅⼒

2024.05.01 起業

中医薬膳師 通信教育コース 卒業

 

当学院:簡単な自己紹介をお願いします。

渡辺さん:渡辺真⾥⼦です。通信教育コース卒業、国際薬膳師、国際中医師を取得しています。
現在兵庫県神⼾市内を拠点に、薬膳を伝える活動をする⼈をサポートする教室・つばめ薬膳アカデミーを主宰しています。

 

 

当学院:薬膳を学ぼうと思った動機、きっかけを教えてください。

渡辺さん:会社員時代、体調を崩したことで漢⽅薬局に相談し、そこで聞いた漢⽅の考え⽅に興味を持ちました。
それでその薬局が運営するスクールで漢⽅を学び出したのがそもそもの始まりです。
3ヶ⽉のコースが終わったらやめるつもりだったのがすっかりハマってしまい、そのスクールのコースを全て⾏きつくしてしまった。それでも学び続けたいと思っていたところ、薬膳のクラスが開講されることになり、さっそく申し込んだ、というのが薬膳と関わるようになったきっかけです。
私⾃⾝、特に⾷にこだわりがあったわけではないのですが、漢⽅の考え⽅をもっと⾃分で使いこなせるようになりたいと思っていたので、学んだことが毎⽇の⾷事に活かせることがとても魅⼒でした。また当時からこの理論や知識が世の中にもっと広まればいいと思っていて、実現できるかどうかわからないけど何かの形で広めたり、知識を使って誰かのお役に⽴てたらいいな、とぼんやり思っていました。

 

 

当学院:日本に薬膳を学ぶ学校は増えていますが、その中でも本草薬膳学院を選んだ理由、学院ならではの魅力は何ですか。

渡辺さん:私が⼊学した当時は本格的に薬膳を学べるところが少なく、通える範囲にはなかったので、通信教育で本格的に薬膳を学べるということが学院を選んだ⼀番の理由です。それまで学んでいた薬膳クラスの先⽣が学院の卒業⽣だったことも⼤きかったです。通信コースを卒業し、研究科のいくつかのコースにも通った経験から思うのですが、通学コースには調理実習がしっかり組み込まれていること、卒業後もさらに薬膳・中医学を学べる環境があることが学院ならではの魅⼒だと感じています。
今は職を離れましたが、⼤阪教室の⽴ち上げに関わらせていただいたことがあります。
その際に実は⾠⺒先⽣から「地⽅教室では実習は無しにしてはどうか」とのご提案がありました。私は実習があるのが学院の⼤きな魅⼒のひとつと考えていたので、地⽅でも実習はぜひやらせてほしいとお願いし、必死でキッチン付きの会場を探したのはいい思い出です。
現在、地⽅教室もどんどん⼤きく、活気づいてきている様⼦を⾒ていると、あの時地⽅でも実習を実現できたことはよかったなと思っています。

 

 

当学院:学習の中で最も印象深かったことはどんなことですか。

渡辺さん:やはりスクーリングでの体験です。
通信での学習はどうしても孤独になってしまう中、スクーリングでたくさんの仲間と出会えたのはとても⼤きかったです。あれから15年ほど経ちますが、今でも親しくしている⼈もいます。
そして何より、普段教科書の⽂字を追うことで学んでいる内容を改めて先⽣⽅の⽣の講義で学べたことでぐっと理解が深まりました。特に⾠⺒先⽣の講義で教わった「薬膳」の⽂字の意味はとても衝撃的、かつ感動的でした。私が薬膳初学者の⽅向けにお話をするときは今でも必ずそのお話をしています。
また、調理実習の体験も今⽇まで⼤きな糧になっています。体験した実習、特に「冷え症の薬膳」では試⾷後明らかに体が⼼地よくポカポカする実感があり、とても驚きました。
実はそれまで薬膳の効果については半信半疑のところがあったのですが、まさに⽬からウロコが落ちたようでした。
理論をちゃんと踏まえてレシピを⽴てれば、ちゃんと薬膳は効いてくれる、応えてくれる。その時得た発⾒は今でも私が薬膳をお伝えする時の⼤きな指針になっています。

 

当学院:本草薬膳学院で学んだことを現在どのように活かしていますか。また、今後どういった活動をしていきたいですか。

渡辺さん:通信コース卒業・国際薬膳師に合格してほどなく、最初に学んだスクールから講師のお話をいただき、それ以来薬膳・中医学の講師として活動しています。学院の研究科に進み、そこでの学びが即、⾃分の講義に活かす形になりました。当時は研究科レベルの内容を学べる場が関⻄になかったので、その知識を地元に持ち帰りたい、そしていつか学院のように薬膳・中医学を本格的に学べる場が関⻄にもできれば、という思いがありました。なので⼤阪教室ができたときは本当にうれしかったし、関わらせていただけたのは本当に良い経験になりました。
現在はオンラインを活⽤しながら薬膳を伝える活動をしたい⼈を対象に、レシピ作成などの応⽤⼒を⾼める講座や講師デビューを⽬指したワークショップ、これから活動を始める⼈、すでに活動している⼈へ前職(マーケティング)の経験を活かしたビジネスコンサルティングを、そして仲間を作る場としてオンライン読書会などを⾏っています。
「ヨガ講師」「英会話講師」のようにいつか「薬膳講師」が職業として認知されるぐらい薬膳が世の中に普及する、いつかそんな⽇が来ることを願っています。

 

 

当学院:これから薬膳を学ぼうと考えている方へのメッセージをお願いします。

渡辺さん:薬膳・中医学をお伝えする活動を始めてかれこれ14年近く経ってしまいました。
でも学院から届いた分厚い教科書を初めて開いた時のドキドキ感と不安がないまぜになった気持ちは今でもありありと思い出せます。
ここまで⻑く薬膳と関わるとは思いもしませんでしたが、学べば学ぶほど興味は尽きず、今でもその世界に魅せられています。これから学ぶ⽅も最初は⼾惑いが⼤きいかもしれません。でも得た知識は必ずこれからの毎⽇に役⽴つもの、そして活かしてこそ役⽴つものです。今、薬膳を学ぶことを考えている⽅はぜひ⼀歩を踏み出していただきたいですし、学び始めた⽅は学んだことを実践しながら薬膳の世界を楽しんでいただきたいです。そして薬膳の学びは資格を取ったら終わりではなく、それからがさらに楽しく、使えるものになっていきます。⻑く学び続けていただきたいし、なによりも「⼈に伝える」ことが⼀番勉強になります。ぜひまわりの⼈のため、そしてご⾃⾝のために「薬膳を伝える」ことを⽬指してみてほしい。そんなふうに思っています。

 


渡辺 真⾥⼦

中医薬膳師通信教育コース卒業

国際薬膳師、国際中医師

Instagram:https://www.instagram.com/malicoyakuzen/

YouTube:https://www.youtube.com/channel/UC81DC13L0sPSsu2LA1JH1Qw

カテゴリ

卒業コース

関連記事

資料請求授業体験申込資料請求授業体験申込

中医学・薬膳学の奥深い世界を、
一緒に旅してみませんか。

ご自身のため、ご家族のため。
食を通じた健康維持が不可欠な時代です。
この機会に、本格的な中医学・薬膳学を学んでみませんか。
まずは資料請求・学院説明会にお越しください。

Page top

スマートフォンを
縦にしてご覧ください。