先生方や皆様との出会いは宝物。たくさん学んで元氣になる、私にとってのパワースポット
国際中医師研究科コース 卒業
当学院:簡単な自己紹介をお願いします。
桃津さん:はじめまして、桃津由見子(ももづゆみこ)です。この度は、お目通りの機会を賜り、ありがとうございます。
本草薬膳学院で国際中医師・国際薬膳師・国際薬膳調理師・家庭薬膳アドバイザーの資格を取得しました。引き続き、薬膳の料理など様々な講座を受講し、お世話になっております。
当学院:薬膳を学ぼうと思った動機、きっかけを教えてください。
桃津さん:お弁当屋さんを経営される薬剤師さんとの出会いです。異色の掛け合わせに驚き、お店を訪れると、入店第一声に「〇〇〇〇散(漢方薬の名前)の状態ね(笑)。」と、初対面で体調を見抜かれて衝撃を受けました。“上工は未病を治す”という言葉や、食事で改善できることを教わり、「体調や体質を見極めて、メニューを組み立てられるようになりたい!」と、自分にも今すぐに実践できる薬膳に惚れ込みました。
当学院:日本に薬膳を学ぶ学校は増えていますが、その中でも本草薬膳学院を選んだ理由、学院ならではの魅力はなんですか。
桃津さん:辰巳先生の著書『薬膳の基本』のお料理に強く惹かれ、カリキュラムに期待が膨らみ、入学を即決しました。
いろんな分野でご活躍される先生方からのご指導や、スタッフの皆様の温かいご支援が、大変心強かったです。受講者全員で協力した調理実習も貴重な体験です。質疑応答や休憩中の会話からも多くの刺激やヒントを頂きました。
先生方や皆様との出会いは宝物です。たくさん学んで元氣になる、私にとってのパワースポットです。
※「氣」は「気」の繁体字・異体字
当学院:学習の中で最も印象深かったことはどんなことですか。
桃津さん:“弁証(診断)と立法(治療指針)に沿ったメニューでないと、薬膳料理ではない。”というお言葉です。それまで、なつめやクコの実など珍しい食材を使えば薬膳料理だと思っていた為、無知を思い知りました。季節における自然界と体の変化、食薬などを学んで意識が変わり、生活を見直しました。
当学院:本草薬膳学院で学んだことを現在どのように活かしていますか。また、今後どういった活動をしていきたいですか。
桃津さん:季節や体質、体の様子に合わせた食べ方や食材選び、睡眠や環境など生活全体で活きています。
これからも学びと実践を続けて、薬膳や養生法、いろんな視点からのセルフケアを、必要とされる方々にご提案、お伝えしていきます。
当学院:これから薬膳を学ぼうと考えている方へのメッセージをお願いします。
桃津さん:二千年以上続く東洋医学との出会いは、改めて自分を知るきっかけにもなりました。薬膳は、どなた様もすぐに実践できるセルフケアです。薬膳の魅力を感じられた際には、門を叩かれ、新たな発見、実践や変化を楽しんで頂けますと幸いです。
桃津 由見子
中医薬膳師通信教育コース卒業/国際中医師研究科コース卒業
/薬膳処方作成研究科コース所属
国際薬膳師、国際薬膳調理師、国際中医師、薬剤師/漢方薬・生薬認定薬剤師、ドゥワアドバイザー
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