本草薬膳学院

時代を超えて現代まで生き残ってきた薬膳の奥深さこそが大きな魅力

2022.08.05 起業

中医薬膳師 通学コース 卒業

当学院:簡単な自己紹介をお願いします。

麻木さん:麻木久仁子(あさぎくにこ)、タレントをしています。本草薬膳学院の中医薬膳師第23期平日コース卒業後、基礎臨床研究科・国際中医師研究科を修了しました。

国際薬膳師、国際中医師、登録販売者資格を取得しています。

 

当学院:薬膳を学ぼうと思った動機、きっかけを教えてください。

麻木さん:50歳を前にして、脳梗塞、乳がんと立て続けに患いました。幸いいずれも軽症ですみましたが、日常の健康管理の大切さを痛感することになりました。その後、家族にも健康を害するものがでたこともあり、まずは食生活の改善から取り組もうと決意。様々な食養生を調べていく中で「薬膳」というキーワードにたどり着きました。

数ある食養生の中で、薬膳は「一人一人の体質や体調に合わせて食べる、いわばオーダーメイドの食養生である」というところに際立った特徴があります。流行り廃りとは無縁の、時代を超えて現代まで生き残ってきた薬膳の奥深さこそが大きな魅力であると感じました。

 

 

当学院:日本に薬膳を学ぶ学校は増えていますが、その中でも本草薬膳学院を選んだ理由、学院ならではの魅力はなんですか。

麻木さん:薬膳に興味を持ったものの、全く知識がなかったので、まず授業を見学しました。午前中の中医学の理論の授業がとても面白かったので、すぐに虜になりました。それまでは中医学をはじめとする東洋医学はスピリチュアルなものなのかと誤解していたのですが、授業を聞いていて、実に精緻な理論の積み重ねであることを知り、目から鱗だったのです。

学院では辰巳先生のお書きになった独自のテキストで、中医学と薬膳学を緻密に学ぶことができるようにカリキュラムが組まれています。また、毎回調理実習があるのも魅力でした。初めて見るような食材や手に入りづらい食薬も、実際に味わうことで、着実に経験を積むことができるのも学院の素晴らしいところだと思います。

 

当学院:学習の中で最も印象深かったことはどんなことですか。

麻木さん:中医学の重要な特徴として「整体観念」というものがあります。人間という存在も含め、宇宙のすべてのものはつねに消長・変化し、同時に全ては循環しまた元のところへ還る。そうした秩序の中に、人間も在る。常に揺らぎ、変化するけれども、同時にまた元のところへ治るという秩序。その秩序の中で人の体と心をいかに整えるか。そうした問いかけはとても新鮮で、薬膳を学びながらも、食だけではなく生き方そのものへの問いかけにもなっていると感じました。

こうした感覚は薬膳を学ぶまでは出会うことのなかった感覚で、食生活のみならず、生きていくうえでの考え方も変わっていくことになりました。以来、「今の自分はどの揺らぎの中にいるか」を問い続けています。

 

 

当学院:本草薬膳学院で学んだことを現在どのように活かしていますか。また、今後どういった活動をしていきたいですか。

麻木さん:国際薬膳師の資格を取った後、さらに学院に通い、研究科の授業を受け、国際中医師の資格も取りました。

現在はテレビや雑誌、レシピサイト、YouTube などのメディアを通じて、薬膳レシピを紹介しています。また薬膳の商品の開発やレストランのメニュー開発なども行っています。NHK 文化センターで薬膳入門のオンデマンド講座を行ったり、医療系の大学で薬膳入門の特別講座を行うなど、薬膳の普及活動にも力を入れています。また、医薬品登録販売者の資格を取り、鍼灸師の方々とも連携し、中医学によるトータルケアの必要性をお伝えしていく活動を始めています。

 

当学院:これから薬膳を学ぼうと考えている方へのメッセージをお願いします。

麻木さん:高齢化社会のなかでセルフメディケーションの重要性が叫ばれる中、薬膳や中医学への期待がますます高まりつつあることを実感しています。本草薬膳学院で学ぶことは、ご自身やご家族の健康を守るのはもちろん、社会に貢献する活動に取り組むうえでの大きな力になると思います。
ぜひ、学院で充実した学生生活を送ってください!

 


麻木 久仁子

中医薬膳師(東京本校)第23期平日コース卒業

/研究科コース卒業

国際薬膳師、国際薬膳調理師、国際中医師、登録販売者

「麻木的♡温活薬膳の日々」 https://ameblo.jp/kuniko-asagi/

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卒業コース

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