【公開講座】『薬膳お菓子Ⅱ』講座(第10回目)が開催されました。
10月1日(木)、第10回目の大村先生の「薬膳お菓子を楽しむⅡ」が行われました。
この日のメニューは「かのこ」と「みぞれくず万」、こしあんをメインに使った和菓子です。
ちょうどこの日は中国の中秋節。中国では四大節句のひとつとして盛大にお祝いします。
家族はそろって夕食をとり、まあるいの満月を眺めながら家族団らんを楽しむ日で、甘いお菓子・月餅を食べることが風習となっています(*^-^*)
みぞれくず万は、透明なくずに道明寺を加えることで半透明な粒がちらばり、小雪まじりの雨「みぞれ」が表現されます。
水に溶かしたくず粉を火にかけて、固まり始めたところで道明寺粉を加えて混ぜるのですが、程よい固まり具合で火から下ろすのが出来上がりを左右するポイントになります!
くず独特のつるんとした食感の中に、さらりとした口どけの良いこしあんが絶妙です^^*
甘さは控えめながら、あんこの味わいをしっかりと楽しめる一品です。
かのこは江戸時代から伝わっているお菓子で、表面の豆の粒が鹿の背の斑紋に似ているところからこの名があります。
手のひらに豆をのせ、丸めたこしあんの周りを均等に飾るよう包みます。
最後に甘く煮た寒天をかければ、ツヤツヤとした透明感がより美味しそうに仕上げてくれます。
大納言、うぐいす豆、手亡豆の3種が彩りよく並びました♪
今回は辰巳学院長も受講生の皆さまと一緒に参加されました!(^^)!
かのこの豆がとってもきれいに包めていて、教室内も笑顔であふれていました。
来月、11月5日(木)のメニューは「ねり羊羹」と「合わせういろう」です。
皆さまのご予約・お越しを心よりお待ちしております。
〈 前の記事
オンライン無料体験講座 開催のお知らせ【9月28日更新】
次の記事 〉
2020年10月~12月 授業見学日程のお知らせ