令和元年 中医健康まつりが開催されました
去る2019年10月19日(土)、東京華僑総会(銀座)にて「令和元年 中医健康まつり」が開催されました。
こちらは、10月1日に発刊された『中医基本名詞術語中日英対照国際標準』完成の記念行事として企画し、中華人民共和国駐日本国大使館領事部が後援、日本中医協会・北京中医薬大学日本校友会・本草薬膳学院の協同で進められた催しです。
13時、医療法人社団同済会理事長、兼えみクリニック東大前院長である吉永恵美先生の進行のもと、開幕式が始まりました。代表挨拶として日本中医協会 汪先恩理事長から、次いで、ご来賓の中華人民共和国駐日本国大使館領事部 詹孔朝総領事、東洋学術出版社井ノ上匠社長から、それぞれにお言葉をいただきました。
13時半からは、世界中医薬学会連合会主席団執行委員でもある辰巳洋学院長より、『中医基本名詞術語中日英対照国際標準』発行の経緯についてご報告がありました。その中で毎年10月11日を「世界中医薬の日」と決めた経緯についてもご説明いただきました。
14時、会場を二つに分けて、日本で活躍している中医師の先生方による「中医健康講座」と「中医健康相談」が行われました。
「中医健康講座」では、アレルギー性疾病(汪先恩先生)、中医美容(魯紅梅先生)、不妊症の中医治療について(周軍先生)、中医学における老化防止(楊晶先生)の順にご講演いただきました。聴講者の皆さまは熱心に耳を傾け、「わかりやすい点と少し難しい部分もあるけれど、大変興味深く面白かった。」とのお声が寄せられました。
同時に、上の階では「中医健康相談」が開催されていました。内科・婦人科・皮膚科・心理疾患・関節や筋肉の痛み・慢性疲労・冷え・更年期障害などの総合的な健康相談、気功背穴速点療法・気功によるリハビリ、耳つぼダイエット、漢方・鍼灸によるアンチエイジングといった充実した内容で、総勢10名の高名な先生方が相談にあたります。このように中医学の名医が集う機会はそうそうないもので、非常に賑わいだ雰囲気でした。
会場後方では、参加者の診療所・薬局等で扱う書籍や健康食品の紹介コーナーもあり、たくさんの方が興味津々な様子で書籍・商品について話を伺っていました。
ご参加くださいました皆さま、誠にありがとうございました。
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