去る11月13日から16日に、「第二十回世界中医薬大会」がフィリピンのマニラにて開催されました。

また、世界中医薬学会連合会の「第五回会員代表大会および設立二十周年記念大会」、

フィリピンの「第十五回伝統および代替医学大会」もあわせて開催されました。

開幕式には、世界30ヵ所の国と地域から261名が集まり、フィリピンの会員と合わせて出席者は約700人でした。

こちらの大会に、本草薬膳学院から辰巳洋学院長が出席いたしました。

開会にあたり祝辞を述べるのは、世界中医薬学会連合会の馬建中主席と、フィリピン中医・鍼灸学会会長鄭啓明会長です。

【引用元：世界中医薬学会聯合会公式サイト　( http://www.wfcms.org/ )】

また、フィリピン衛生部部長、WHO西太平洋地域における伝統医学の代表からも祝辞をいただきました。

【引用元：世界中医薬学会聯合会公式サイト　( http://www.wfcms.org/ )】

フィリピンのフェルディナンド・ロムアルデス・マルコス大統領や、 世界保健機関（WHO）の伝統・補充・整合医学処の代表からも祝辞のビデオメッセージが届き、中医学の健康分野における世界的な注目度の高さを目の当たりにしました。

【引用元：世界中医薬学会聯合会公式サイト　( http://www.wfcms.org/ )】

世界中医薬学会聯合会の馬建中主席は、「現在中医学は196の国と地域に広がり、中医薬、鍼灸、按摩、気功治療を受けた人数は世界の総人口の3分の1以上に達しています。 WHOの統計によると、WHO加盟国113カ国が鍼灸などの中医診断・治療技術の使用を認めており、29カ国が中医薬の標準化のための関連法規を制定しています。中医学は、これからも人類の健康をさらに促進し、世界の公衆衛生を改善することに大きく貢献していく」と述べました。

また、中医薬国際貢献賞―著作賞の授与式が行われ、三等賞を受賞した本学院の研究科シリーズ教科書『中医内科学』が表彰されました。

閉幕式では、国際中医薬専門家レベル試験などの優秀団体の表彰式が行われ、2006年から国際中医師の試験を行っている本草薬膳学院が表彰されました。

大会期間中、三か所の会場にて、各国専門家の講演・発表、実技操作などが行われており、そこで辰巳洋学院長も登壇し、本草薬膳学院の教育についての発表を行いました。

今大会は盛況のうちに、幕を閉じました。

新たに選出された副会長兼秘書長の李昱より発表がありましたが、第二十一回世界中医薬大会は、2024年にフランスのパリで開催される予定です。

これからも、本草薬膳学院は、日本における中医学の普及に努めてまいります。

 　 《受賞した『中医内科学』・賞状・トロフィー》

《日本からの出席者》

左から、呉 晨輝 副学長（日本中医学院）、吉永 惠実 院長（えみクリニック東大前）、代表取締役社長 陳 志清（イスクラ産業株式会社）

　　　　辰巳 洋 学院長（本草薬膳学院）、植松 捷之 理事長（日本中医学院）、乾 康彦 会長（日本中医薬研究会）

「中医薬国際貢献賞」受賞記念キャンペーン開催！

受賞を記念いたしまして、12月15日までの期間限定で、

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