【公開講座】『2021イタリア薬膳料理講座』(第2回目)が開催されました
- 東京
10月25日、公開講座『新田先生のイタリア薬膳料理講座』の第2回目が行われました!?
今回のテーマは「美肌に対するイタリア薬膳」。
美肌は体調を表す鏡でもあり、季節や気候に合わせて、体質や肌質を考えながら陰陽のバランスを整えていくことが大切、と新田先生。
座学では中医学からみた美肌の定義や五行・五季・陰陽五行などと肌との関係、また各々の肌悩みに対して改善が期待されるおすすめの食材や中薬、ハーブの効能について教えていただきました。
実習メニューは美肌に働きかける4品とアンチエイジングが期待できるハーブティでした。
*カリフラワーとにんじんのマリネ
*じゃがいもと白きくらげのズッパ
*スペアリブの赤ワイン煮込み
*松の実入りほうれん草のソテー
*ビーツとチョコレートのケーキ
☆カリフラワーとにんじんのマリネ(補気養血)
気と血を補って、しわ、むくみ、かゆみを軽減し、顔色をよくします。
色鮮やかな野菜をそれぞれ下ごしらえし、特製アンチョビソースでいただきます。
☆じゃがいもと白きくらげのズッパ(益気養陰)
乾燥が気になる秋には、気と体の中の水分を補って、肌の乾燥、しわ、肌荒れを 改善しましょう。
気や津液を補ってくれるじゃがいもやホワイトマッシュルーム、白きくらげ等の白い食材を使用し、滋味溢れるスープが出来上がりました。
☆スペアリブの赤ワイン煮込み(滋陰潤燥)
豚肉も体の中の水分を補います。腎に働くので老化にも効果的で、乾燥、しわ、つやのない毛髪対策などに使います。
☆松の実入りほうれん草のソテー(養血滋陰)
ほうれん草は血を、松の実は体の中の水 分を補います。しわ、むくみ、つや、か ゆみや顔色をよくするのに効果的です。
☆ビーツとチョコレートのケーキ(活血化?)
ビーツは血を巡らせます。チョコレートの原料のカカオにはポリフェノールが含まれていて、抗酸化作用があり、肌を若々しく保ちます。
☆ハーブティー
ルイボス、ローズヒップ、玖瑰花を使用。抗酸化作用、ビタミンC、理気活血作用で、エイジングスキンケアを助けます。
今回は初めての方6名(内、男性2名)を含む15名の方がご参加。調理実習中、皆様手を動かしながらも自己紹介や薬膳に関わる話題で盛り上がり、楽しく談笑されていらっしゃいました(*^^*)
①Antipasto 前菜
カリフラワーとにんじんのマリネ
②Primo piatto 第一の皿
じゃがいもと白きくらげのズッパ
③Secondo?piatto 第二の皿
松の実入りほうれん草のソテー
スペアリブの赤ワイン煮込み
④Dolce デザート
ビーツとチョコレートのケーキ
次回開催は11月22日(月)、緊急事態宣言により何度も延期となってしまった『2020年イタリア料理講座』(冬の薬膳)が開催されます。
お申込みはコチラよりご連絡ください。単発でのご参加も歓迎です。
皆様のご参加を心よりお待ちしております\(^o^)/
【2020イタリア料理講座】(第6回目)
日時:2021年11月22日(月)10:00~13:00
テーマ:冬の薬膳
*キャベツのファゴット
*ムール貝とあさりの黒いスパゲッティ
*たらとパプリカとじゃがいもの煮込み
*リコッタチーズとレーズンのケーキ
場所:本草薬膳学院 教室
受講料:6,000円
講師:新田 玲子
イタリア料理家、国際薬膳師・国際薬膳調理師、イタリア語講師。通算8年イタリアで暮らし、滞伊中、イタリア家庭料理研究家、野尻奈津子氏より料理を学ぶ。帰国後2005年よりイタリア料理の会「TIRAMI SU’(ティラミス)」を主宰。2010年より本草薬膳学院にて公開講座として薬膳イタリア料理講座を年6回受け持ち、薬膳イタリア料理レシピは200以上にのぼる。
2020年『イタリア薬膳ごはん 体の不調とおさらばできる』講談社 イタリア食文化文筆・翻訳家 中村浩子共著出版。好評発売中!
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