【公開講座】『薬膳中華料理』講座(第2回目)が開催されました。
7月1日(木)、公開講座「大村先生の薬膳お菓子を楽しむⅢ」の第2回目が行われました。
緊急事態宣言の影響により3ヶ月ぶりの開催となったこの日のメニューは、
女性なら誰しも求める美肌のお菓子★*˖°
●水牡丹
●フルーツゼリー でした。
*水牡丹
ピンク色の生地から黄味あんが透けて見える、夏牡丹のつぼみをイメージしたこちらのお菓子は、夏になるとどこの和菓子店でも販売されている定番のお菓子です。
白あんに卵黄を入れてよく混ぜたものをレンジで加熱し黄味あんを作ります。
補血作用のある落花生ペーストも加えました。
ピーナッツは平性で甘味があり、女性の貧血や疲れ、血色が悪い時におすすめな食材です。
くず粉にはハイビスカスの煮出し汁を入れました。
白あんや粉類・砂糖を混ぜて、蒸し器で蒸したものをボウルにとりまとめ、黄味あんを包みます。
水牡丹の表面は手に張り付く扱いづらい生地。
受講生の皆様は最初苦戦しておりましたが、、、
大村先生のアドバイスを聞きながら、また先生の達人技をみようみまねでコツを覚えていき、最後は皆様スムーズに包めるようになりました(*^^*)
↑片栗粉をまぶしながらきれいに包みまとめる大村先生。
*フルーツゼリー
個人の体質等にもよりますが、薬膳として最も使われているのは補益法です。
こちらのゼリーは当帰・山査子・黄耆に水を加えた煮出し汁にアガーと蜂蜜を入れて煮溶かし、フルーツや枸杞子、タピオカをトッピングして冷やし固めます。
『女性の宝』といわれる当帰の爽やかな甘い芳香がお口の中に優しく広がり、心身ともにリラックスできる見た目も鮮やかなゼリーとなりました♪
学生様たちはソーシャルディスタンスを保ちつつ、積もる話に花が咲き、終始にぎやかな笑い声が教室からこぼれてきました。
次回開催は8月5日(木)、テーマは『秋の薬膳のお菓子』
実習内容は” みたらし団子と黒豆大福 ”。
今年の秋は手作りみたらし団子でお月見はいかがでしょうか?
お申込みは7月29日(木)までとなっております。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。
緊急事態宣言期間中につき日程調整中ですので、ご了承くださいますようお願い申し上げます。
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2021年度国際薬膳師(士)・国際薬膳調理師資格認定試験が実施されました。