2011年薬膳研修旅行は5月29日から始まりました。
今回のテーマは「傷寒論」と「金匱要略方論」に秘められる薬膳の智恵―医聖張仲景の故郷・河南中医学院の見学、少林寺・洛陽・雲台山の観光です。研修・学習・観光・食文化などに触れることを目的とした旅行でした。
研修において『傷寒雑病論』の著者で、「医聖」といわれる張仲景を記念する「医聖廟」の見学と、河南中醫學院登封少林大成合作基地の見学をしました。また、河南中醫學院附属医院での自然堂での「五体疏通」「脊柱調節」の体験を行いました。
学習においては河南中醫學院の韋大文教授の「張仲景の傷寒論・金匱要略にある薬膳の智恵」の講義を受けました。
観光は「知聖」といわれる諸葛孔明遺跡、世界文化遺産の龍門石窟・少林寺・中岳廟、世界地質公園である雲台山を観光しました。また、空海和尚が訪問した白馬寺を訪ねました。
食事について今回は地元の新鮮な野菜・豆腐・山珍を用いる武則天が好んで食した水席料理、精進料理、蕭記会麺・薬膳料理・風味料理などの美食を楽しく食べました。
7日間の旅はあっという間に過ぎていきました。詳しい内容は『本草つうしん』に連載しますので、ご覧になってください。 (五味子)
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