中医学の発祥地にある河南中医学院は堅実的な教育を行い、優秀な人材を送り出しています。多くの卒業生は全国の各中医薬の分野で責任者となり、大活躍し、さまざまな業績を上げています。長年にわたり学術会議の場で河南中医学院の教授らと交流を重ねてきましたが、2010年6月28日に国際交流処の招きに応じて本校の辰巳洋学院長が河南中医学院を訪問いたしました。
河南中医学院副院長である郭徳欣教授が大学の状況を紹介し、辰巳洋学院長は本草薬膳学院の沿革と現状を述べました。今後の両校の交流について意見を交わし、教育・研究・留学生などの提携内容について契約書にサインをしました。
午後には国際交流処の孫可興処長が司会をつとめた会議で、辰巳洋学院長が『日本中医薬膳学の現状―本草薬膳学院の教育を中心として』について日本での中医薬の流派、歴史、本校の教育実例を紹介し、参加した大学の国際交流処、基礎医学院、薬学院の講師と学生の方々と更に理解を深めました。
また今回、河南中医学院から辰巳洋学院長に兼職教授の招聘状をいただきました。