学生の声

シリーズ 学生の声L


お礼の言葉


中医薬膳師コース 石塚 庸三(第3期生)


 
 本日は、私たち中医薬膳師コース第3期修了生のために晴れやかな卒業式を開催していただき、修了生一同、心より感謝申しあげます。
 ここに至る2年間の学習では、劉海洋先生、焦芝苹両先生の中医学と薬膳学などを中心とした詳細な教授内容とその熱意を感じながら、温かいご指導を受けてきました。最初の薬膳料理実習では、永田楓美子先生に、また締めくくりの修了試験では1期生の平尾安基子先生の弁証と立膳の統一性などに関する的確な評価をいただき、大変良い勉強になりました。改めて先生の皆様に深謝する次第です。
 人の一生は運、貪、根とよく云います。これを梯子段に例えると、貪は両支柱の一つで貪欲の貪(陰の陰)です。人には欲望、意欲があるということです。運はもう一つの支柱で、人との出会いです(陰の陽)。どの時期どのような人に出合うかということです。根は梯子段そのもの、エネルギーです(陽)。根気よく一歩一歩昇るしかありません。これらは、本学院で学び得た貴重な要素だと思います。    
 一緒についたばかりの3期生ですが、今後ともお互いに助け合いながら中医薬膳学の道を極めたく思います。劉学院長をはじめ、先生の皆様には一層のご指導をお願いし、卒業式にあたり、お礼の言葉とさせていただきます。